STORY -ストーリー-

This is a startup story of MicroAd.
広告配信事業『マイクロアド(MicroAd)』の歴史は、今から約4年前、 ブログ広告配信事業『BlogClick』の誕生から始まる。

これは、『BlogClick』の発案から立上げまでのエピソードである。

ブログビジネスが生まれる
「渡辺くん、BlogClickやらない?」
サイバーエージェントの社長 藤田は 渡辺(現・株式会社マイクロアド代表取締役社長)に言った。 2004年4月のこと。

渡辺は当時サイバーエージェントの広告代理店事業部マーケティング部門の統括だった。
直属の上司である藤田と半年に一回行われる面談中、今後のキャリアの話題になったときだ。

「BlogClickってなんですか?

「ブログを束ねて、記事に合った広告を配信する事業。 まあ、CyberClick(※)のブログ版だな。」

「なるほど、面白そうですね。是非やらせてください!」

渡辺は即決した。

メディア事業の統括から広告代理店事業に異動して1年半。
代理店事業は軌道に乗り、次のチャレンジを欲していた渡辺にとって、藤田からのオファーは渡りに船だった。 ブログ事業にも可能性を感じた。

2週間後、藤田と渡辺は当時グループ会社だったシステム開発会社の会議室にいた。
ざっくりした話を終えビルから出ると、藤田は、
「じゃ、あとはよろしく」
と、その場を去っていった。


※ 広告掲載可能なウェブ媒体を複数集めて、 広告主から依頼を受けたバナー広告を一斉に配信するサービス

3つの構成要素
藤田の「ブログを束ねて、その記事に即した広告を配信する」 というアイデアだけで始まったBlogClick事業。

しかし、渡辺にとってゼロからの立ち上げは得意な領域だった。
決められたことだけをするのは、幼少の頃から苦手で嫌っていた。 むしろ自由に考え新しいものを生み出すことが好きだった。


渡辺は頭を整理するために、まずスケッチブックにBlogClick事業の絵を描いてみた。
新しい事業を考えるときは必ず絵を描くようにしているのだ。

一枚の紙で描けないような事業は、うまく行かないと思っている。
成功する事業はシンプルでなくてはいけない。
新規事業は想定外のことばかりだ。だからこそ、コアとなる事業イメージはシンプルでブレないことが大切と考えている。


BlogClick事業には3つの構成要素がある

シンプルな絵

右はブログ運営企業、真ん中はシステム、左は広告主。

BlogClickでは、広告を掲載してくれるウェブ媒体を募集。
同時に、BlogClickの枠を購入して広告を出稿する企業を募る。

続いて、集まった掲載可能なウェブ媒体の中から、広告主と効果の良さそうなものを組み合わせて配信。
クリック数に応じて広告主から受け取った代金を、BlogClickと広告を掲載したウェブ媒体とで分け合う。

これが、BlogClickの仕組みである。

広告商品(ブログ内の広告枠)が無ければ広告主は集まらない。
参加するブログ運営企業は、その広告枠が売れる見込みが必要だ。
システム開発にはかなりの時間がかかるだろう。

「システムの設計をしながら、まずはブログ運営企業に会うのが先だな。」 渡辺は思った。

ブログ運営企業は、広告代理店としてのサイバーエージェントの販売力には魅力を感じるはずだ。 ニーズをきっちり把握できれば、参加したい企業はいるだろう。

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